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急な体調の変化が起きた時にどうしたら良いか?注意する点、対処方法、また緊急対応時に使用されるAED(自動対外式除細動機)のご紹介をしたいと思います。緑寿園では、日中は診療所、夜間は夜勤リーダーの勤務するフロアにAEDを設置しています。緊急救命対応ができるよう、西東京消防署や専門職の指導による職員全員を対象にした実技研修をおこなっています。 |
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□ぼーっとしていたり、いつもと違う症状がある。
□声をかけても反応が鈍かったり、顔色が悪い。
□握力の左右差、手足の麻痺がみられる。 |
症状が悪化しないように身体を動かさずそのままの姿勢で、呼吸・脈の確認・嘔吐をしているかどうかをチェックし、窒息しないようゆっくりと横向きにします。また、毛布で身体を保温し、体温の低下を防いで救急隊の到着を待ちましょう。意識が戻っても主治医を受診しましょう。 |
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□嘔吐物の色が、茶褐色や血液が混じっている。
□発熱や腹痛、下痢がある。
□最近頭をぶつけたことがある。 |
体を横に向けてしめつけているもの(ベルトやボタン)をはずし、ゆるめます。その際は体温調節に気を付けて、かけものをかけます。また、入れ歯をしていたらすぐにはずしてください(入れ歯の紛失には注意)。症状が改善しない場合は受診しましょう。 |
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□呼吸、脈拍、顔色がいつもと違う。
□物が喉につまっている。
□握力の左右差、手足に麻痺がある。
□話す言葉が、ハッキリしない。 |
脱力時は倒れやすく、傾く方向がはっきりしていないため支えてあげるか、楽な体位で横にさせ、身体をしめつけているものなど(ベルト、ボタン)をはずします。ゆっくりと声かけをし、軽いかけものをかけて保温するようにしましょう。症状が改善しない場合は受診しましょう。 |