敬老の日、お祝い申し上げます。
緑寿園では、特養に入園されてから百歳を迎えられた20名の肖像画・記念写真を飾らせていただいております。本年は3名の方が新たに加わります。明治・大正・昭和・平成とその時代をしなやかに生き抜いてこられた方々の凛とした微笑みは生きることの誇りを示してくださっています。
現在特養ご入居の最長令の方は百七歳になられました。自律した生活の積み重ねが長寿へと繋がり、毎朝のご挨拶の言葉ひとつにも強い輝きをいただいております。
ケアセンターをご利用いただきながら百歳を迎えられた清水次郎様が詠まれ緑寿園が大切にしている句があります。
「老松の緑寿ぐ園守る人 至誠燃えてみなおおらか」
介護保険制度施行以来高齢者福祉の仕組みが変わって、お一人お一人が期待される日々の生活と社会が用意する公共的なサービスに少しずつ乖離が生まれるようになってきました。私たちは日々の生活を誠の心を大切にして、おおらかで心地の良い毎日であるようにお手伝いさせて頂きたいと、これからも日々努力を重ねてまいります。私たちのこの仕事を継続する力は、日々作られるご利用の皆様、地域の皆様と信頼の絆です。
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