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「敬老の日」お祝い申し上げます。最近では老いの日々を心安らかに過ごすことが難しくなってきたようで、せめて緑寿園をご利用いただく皆様には今日一日の安寧を願いながら精一杯させていただいております。2015年団魂の世代が全て65歳を超えて今よりも高齢者人口が一千万人も増える超高齢化社会を迎える準備を整えるとして、日本の社会保障制度があらゆる面で改革されています。一人当たりの公費負担を少なくする改革ですからいい話はひとつもありません。長い人生の全ての過程を自分の責任で生きていくことはなかなか困難なことだと思います。私も還暦を間近にし、日々の生活の細々としたことに実に様々に変化が起きるようになってきます。何とか、自分なりに工夫して慣れていきますが、「老い」を実感することが多くなっています。風邪をひいてはすっかり気が弱くなったり、どうも思考がマイナスになったりします。この四月の介護保険制度改正にも翻弄されてしまいましたが、それぞれの部門を担当する専門職に支えられ緑寿園の事業を組み立てる事ができました。今後は制度改正に素早い対応が出来そうです。「敬老」を為政者がどのように実現しようとしているのかわかりませんが、この厳しい制度改革のもとにあっても、変わることの「老い」を敬う心、尊ぶ心、お互いを大切にする心を、私共の仕事を継続することで育みが出来れば幸いです。 |
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真夏のような暑さが続いています。緑寿園ご利用の皆様、お元気でいらっしゃいますか?この頃は、高齢な方のご利用が目立って増えてまいりました。しかも、ご夫妻でゆったりと毎日を過ごしていらっしゃる方々を多くお見かけいたします。私も高齢者のお仲間入りをいたしていますが、此処が大変気に入っております。それは何故かと言うと、ここが清潔で、日々の暮らしが快適だからです。特に、体調の悪い時の職員さんの心遣いを嬉しく思います。日々の深夜巡回、検温、血圧測定などは、大切な安心感をあたえられます。歩行困難な方には、職員さんが付き添って一緒に歩いてくれます。毎日の様態観察は、有り難く、変わらずに続けてくださることを望んでいます。高齢者の皆さん、病気をしないでしっかり頑張りましょう。 |
ミモザ咲くユーモレスクの弾み音に
ドア閉めてエリカ蜜なる異人館
ひぐらしの滲み渡る森車椅子
舟虫のざわざわ遊ぶ大夕焼 |
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私は今年11月で90歳になります。10年前80歳で病に倒れ、1年1ヶ月入院の後、退院して家に帰りました。病気も良くなったとはいえず、病院の送り迎えはS様のお世話になり、只今も続いております。退院後、福祉会館での昨日訓練2年近く、先生・看護師・ボランティアの方々に付き添われ、私なりの体操が出来て感謝致して居ります。
平成14年3月より、緑寿園にお世話になって居ります。週2回の通園で、朝の音楽体操、午後のグループ体操も、楽しくやらせていただいて居ります。水曜日の陶芸教室では、今までさわった事もない陶芸を先生に教えて戴いて、湯呑茶碗から少しずつ大きな花瓶を心がけております。土曜日の絵画教室で絵を先生に教えて戴きましたが、85歳の手習いは絵筆も思うように動かず、何を書いているのか本人も分からないような絵でしたが、先生に教わり少しは見られるような絵になりました。有り難うございました。
緑寿園の皆様に感謝し、
地域のお医者様に感謝し、
近所の皆様に感謝致して居ります。
自分も自分なりに努力はしていますが、皆様の支援をよろしくお願いいたします。 |
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