あっとほーむ 直送版
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「三歩進んで二歩下がる」の歌詞の如く、行きつ戻りつの季節の訪れが、春の香の匂わせこころが和む季節になりました。歌の広場から流れる音楽も春を待つ歌声に変わり、弾んで聞こえます。送迎者から降り、玄関に入られる利用者の方の服装にも、季節が感じられます。
サービスマネージャー 深宮美佐子
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平成21年3月号
  みんなの声
※あっとほーむ直送版では発行当時のままに配信しているため、
 一部に古い情報が使用されておりますことを予めご理解いただきますようお願い申し上げます。


園長を偲び 次代へ向かって

昨年末に阿和嘉男理事長(緑寿園園長)が急逝し、葬儀後の十二月二十四日に緑寿園では改めて「園長を偲ぶ会」が執り行われました。「園長を偲ぶ会」では三浦正信和尚(元職員)の読経の中、葬儀に参列できなかったご利用者、ボランティアの皆様を始め多くの関係者が参列し焼香が行われ、ご遺族代表のご挨拶、職員、ボランティア代表の方の弔辞があり、私も職員代表で弔辞を述べさせていただきました。

故阿理事長は法人事業として平成二十年の五月から次代に向かっての新たな経営計画を策定するため、法人内各事業の代表が選出され以下の計画策定に向けた5つのプロジェクトチームを編成し、

1. 法人設立100周年記念シンポジウムの立案計画。
2. 理念に基づいた法人経営スタイルの創造。
3. 都区市協定契約や研究事業への取り組み。
4. 法人、施設財務計画、新規事業、災害対策等。
5. 規定整備・改訂・人材育成・確保に関する計画。

の具体的な計画について次の法人第二次長期計画へ盛り込む為の準備をしている最中でした。故阿理事長は、この計画の策定を行うにあたり、平成十九年度で法人全体の債務も完済でき、これまで順調な経営がなされてきましたが、これからは急激な変化をみせる国、自治体、行政の施策、制度等々に、今までの法人の体制で、対応できるかどうか懸念されておりました。また当法人が、平成二十四年(二〇一二年)に、100周年を迎えるというなかで、創設期より、稲永久一郎初代理事長、阿観心三代目理事長 等々、当法人の社会福祉事業の礎となった、歴代理事長の意志を、これからの100年にどう伝えていくのかということについてとても大切なことであると話しておられました。

平成二十一年からは新しい体制でのスタートとなり、前記計画についても今後は、新たに理事長に就任されました阿亜紀良理事長の下、プロジェクトチームからの提案を法人事業として一つ一つ検討し実践していくことになります。

初代理事長から故阿和嘉男理事長まで代々伝えられている意志を絶やすことなく、次代へ向かい夢と希望を持ち法人理念である「誠の心」を胸に、福祉事業発展のため一層の努力をいたしたいと思います。今後とも変わらぬ皆様方の暖かいご支援鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。


平成20年度 東京都福祉サービス第三者評価の実施について

今年度は、緑寿園(特養)、及び緑寿園ケアセンター(デイサービス、居宅介護支援事業)の福祉サービス第三者評価を実施させていただきました。

利用者としては、いざ福祉サービスが必要になった時「どの事業所・施設が自分にとっていいのか」また「今受けている福祉サービスの質はどのような状態にあるのか」などなかなか判断がつかないものですが、この福祉サービス第三者評価は、福祉サービスの選択時の目安としていただけるよう、事業所のサービスへの取り組みを各方面から確認・評価し、情報を広く提供するものです。評価結果は都の評価推進機構のホームページにも掲載されますので、是非ご覧いただきたいと思います。

今回の評価で強く感じたことは」「誠の心」という理念にそって、それを実際のサービス提供にどう反映・実現させるかについて、職員の方々が一丸となって取り組んでおられる姿勢でした。利用者が日々感動・満足を実感できるようなサービスが今後とも提供されることを願っています。





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